不動産売却はパートナー選びが重要!

マンション

大手不動産仲介で蔓延?!
顧客の囲い込みとは?

少し前のデータですが、2018年3月期の両手取引の比率を調べた記事がありました。記事によると大手不動産仲介会社では、顧客の不利益となりやすい「両手取引」の割合が非常に高くなっている例が散見されているということです。
両手取引とは、仲介を行う不動産会社が売主様と買主様の両方から仲介手数料を得ることを言います。両手取引を行えば、不動産会社は1件の取引で倍の利益になるわけですが、当然のことながら売主様と買主様の利益は相反します。両手取引を行う不動産会社は他の不動産会社が連れてくる他社の顧客より自社の見込み客に売りたいので積極的に商談を進めてくれない顧客の「囲い込み」をする場合があるのです。

一括査定サイトってどうなの?
サイトの顧客は不動産業者です

不動産の現在の価値を知りたいときに気軽に利用できる一括査定サイトですが、査定を依頼するユーザーの多くは、今すぐに売却したいというよりひとまず査定額を知りたいということが多いようです。しかし、登録している不動産業者は、すでに登録するための経費が掛かっているので、他社と競い合って媒介受託に向けて電話やメールで営業攻勢を掛けてきます。もちろん、サイト側も査定を申し込むユーザーからではなく、登録する不動産業者から売上を上げているわけですから簡易査定だけではなく訪問査定につなげたいのです。訪問につなげるために相場からかけ離れた査定額を提示したり、すでに見込み客がいると触れ込む不動産業者の行為が横行してもなかなか是正されないのはそういった事情からすると、ある意味必然的です。そんな中から良心的でご自身の要望に合った提案をしてくれる不動産業者を見つけるのは簡単なことではなさそうですね。

高額買取」と
高額査定」の違い

不動産を売却する場合、大きく分けて2通りの売却方法があります。不動産会社に販売活動を依頼する「仲介」と不動産会社と直接取り引きする「買取」です。買取の場合は不動産会社が買い取ったあとにリフォームなどをして販売しなければならないので、場合によりますが仲介の相場よりも2~3割安くなることが多いようです。とはいえ、仲介と違ってすぐに現金化することができるので大きなメリットもあると言えますね。
一方、仲介の場合は希望する価格で売り出せますが、たとえ売出価格を相場に合わせたとしてもすぐに買い手が付くとは限りません。市場の動向を見ながら販売戦略を立てていくことが大変重要です。
ここで気を付けなければならないのは、「高額査定」を全面に出して近寄ってくる不動産仲介会社です。なぜなら、仲介の場合には「高額査定」=「高額で売れる」とは限らないからです。「囲い込み」を目的に相場からかけ離れた高額査定で専任媒介契約を求めたり、しっかりとして販売戦略を持っていない不動産仲介会社にも注意が必要です。

前述した両手取引ですが、顧客の囲い込みをしていたら違法行為になりますが、両手取引という行為自体は、悪いことではありません。また、一括査定サイトも上記のようなデメリットをわかった上で上手に利用するのであれば有益になるでしょう。しかし、ここで申し上げたいのは不動産を売却する上で、まず重要なことは「信頼できる不動産業者」を見つけることです。
不動産業者は、媒介契約を結んだときにはデータベース「レインズ」に登録しなければならず、登録された物件は不動産業者ならどの業者でも取り扱うことができるので、そういった意味では大手でも小さな不動産業者でも変わりはありません。
地元の情報に詳しく、売主様の事情を理解して親身になって良い提案をしてくれる不動産業者を見つけることが大変重要です。

不動産売却で重要なことは
信頼できるパートナー選び